中南之町ふとん太鼓 曳き音頭

平成16年以前の祭礼では「ドン、ドンデンドン(太鼓)、セイ(声)ドンデンドン(太鼓)、セイ(声)、ドンデンドン(太鼓)、セイ(声)、ドンドン(太鼓)、アーヨイショヨイショ(声)」の合いの手と掛け声だけで、ふとん太鼓を担いでいました。 現在中南之町ではふとん太鼓を担ぐ時に音頭がとられる場合があります。※北之町・西之町においても、それぞれの町の個性が表現された音頭があります。


一  河内名代は夏祭り ふとん太鼓の名調子 太鼓囃子の勇み駒
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

二  東を見れば生駒山 西を眺めりゃ天保山 南に金剛北に淀
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

三  相を流れる菊水は 流れも清き長瀬川 今は昔の大和川
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

四  聞いてお呉れよ皆の衆 ここは河内の友井町 其の名も友井保存会
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

五  四町揃ったその中で 忘れちゃならぬ中南 俺ら自慢の大太鼓
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

六  五瓜に唐花染め抜いた 印半纏紫の 粋に羽織った晴れ姿
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

七  中と南の町衆の 思いを込めたこの太鼓 汗と泪の宝物
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

八  眺めてお呉れよご見物 屋根の高欄見るなれば 天を望みて昇り龍
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

九  地を這うかがう下り龍 欄干飾る干支尽くし 子丑寅の透かし彫り
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十  町衆の思い乗せ込んで 曳いてみせましょうこの太鼓 中と南のど根性で
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十一 ここらで茶釜の数え唄 舌を咬むのか口咬むか 上手く言えたらご喝采
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十二 一茶が茶釜に二茶釜 三つ茶が茶釜に四茶々釜 五つ茶が茶釜に六茶々釜
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十三 七つ茶々釜に八茶釜 九茶々釜に十茶々釜 墨田の川に茶船出し
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十四 浮い茶浮い茶と茶かし立て 茶味ちえん茶いこで大茶わぎ 呑んだお茶けも琵琶湖水
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十五 昔々のその昔 誰が詠んだか唄うたか 色は匂へど 散りぬるを
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十六 我が世誰そ常ならむ 有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔ひもせず
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十七 町取 今日のお酒が美味いのも 皆なあんたのお陰です
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ

十八 副取 かげの協力ありがとう これから先も頼みます
    ヨイヤ ヨイヤ ヨヤサッサ


それじゃここらで差しましょか
御劔大神御前で
中と南の太鼓差し

ソリャ差せ ソリャ差せ ドンと差せ
差せ 差せ 差せ 差せ 天高く
差せ 差せ 差して 上げましょうか
ヨイヤ差せ ヨイヤ差せ 差っせ 差っせ
差せ 差せ 差せ 差せ 差っせ 差っせ


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